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オメガ脂肪酸を解説
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アラキドン酸を補給する

脳機能を活性化し、健やかで安定した精神生活を維持していくために重要な役割を果たすオメガ6系脂肪酸は、わたしたちの生活に欠かせない栄養成分ですが特に脂肪酸の1つアラキドン酸は、記憶や情動機能・学習機能を司っています。
残念ながら自力で生成する機能が人間の体にないため体外から摂取しなければなりません。
魚や肉・レバー・卵といった動物性タンパク質から主にとりいれる事ができるのに加えて、母乳にもアラキドン酸が豊富に含まれている事がわかっています。
実際に母乳で育てられた場合とそうでない場合とでは、その後の心身の発達に差がみられる事も研究で明らかになっています。

若々しく活力あふれた生活を送るという意味でもアラキドン酸は積極的に摂取したいところではあるのですが、先述したように動物性タンパク質からしか摂取できないので、そのために肉類を過剰に摂取しようとすると、コレストロールや肥満も一緒に増やしてしまうという難点があるのです。
しかし適度に摂取し続けた人にうつ傾向がほとんど見られない事に加えて認知症にもかかりにくいという研究結果からも明らかなように、現代人の脳の健康のためには必須成分と言えます。
日本人の食習慣にはこのアラキドン酸を含む肉類の摂取が大変少ない事に加えて、加齢になるほどさらに肉の摂取が急激に減少する傾向にあるのも現実です。
高齢者の記憶力や元気の良い行動を促進させるのに、DHAがオススメであると言われていますが、そこへアラキドン酸を加えていく事により、互いに相乗効果を発揮してさらに健康的で意欲的な生活を、維持していくことができるのです。

普段の生活の中にバランスよくアラキドン酸を取り入れながら、いつまでも若々しい脳を保っていきたいものです。
子供の学習や情操を力強くサポートしていくためにも、アラキドン酸を積極的に普段の食事に加えていきたいですね。
ちなみに脳は生命維持のために様々な重要な働きを持っていますが、そうした機能の1つに言語力や情報伝達経路を正常に機能させるというものがあります。
この機能が不全を起こすと通常感じるはずの傷の痛みが感じにくくなるなどの問題が起きてきますので、放置していると大変な事態を引き起こしかねません。
こうした事も考慮した上での食事のあり方を考えていければ良いですね。

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