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オメガ脂肪酸を解説
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脳内で役立つアラキドン酸とグルタミン酸の役割りや効果は?

アラキドン酸もグルタミン酸も、脳内で活動する成分です。
では、両者には、それぞれどのような役割や効果があるのでしょうか?

アラキドン酸とは、脳の活動を高める働きを持つ脂肪酸です。
脳をはじめ、肝臓や腎臓など、重要な組織を構成する成分であり、身体に不可欠なものでもあります。
効果としては、記憶力をアップさせたり、もの忘れを防止したり、集中力を高めたりします。
そのため、高齢者の認知症を予防したり、幼児の脳の成長を促したりするのに役立ちます。

受験期やテストにおいて、集中力を付けたい時にもぴったりです。
ただし、体内で合成することができないため、食事などから摂る必要があります。
リノール酸を摂ることでも合成されるため、これを含むものを食べるのも有効です。

グルタミン酸は、情報の伝達に関わる神経物質で、アミノ酸の仲間でもあります。
海馬にある受容体に作用し、記憶を長持ちさせる働きがあります。
そのため、アルツハイマー型の認知症や脳の神経に障害を持つ統合失調症の改善に有効です。
ただし、経口摂取では、血液脳関門を通らないため、脳に作用することはほとんどないと言われています。
熱によっても性質が変わってしまうため、食べ物であれば、刺身や生卵など生のものがおすすめです。

両者は、どちらも脳に良い影響を与えますが、役割や効果は少し異なります。
自分に合っている方はどちらなのか、よく調べてから摂取するようにしてください。

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