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オメガ脂肪酸を解説
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アラキドン酸と微生物の関係

アラキドン酸は免疫機能に効果的に働きかける事によって、様々な症状を緩和させる効果を持っています。
血圧のコントロールにも深く関与している事が研究によって明らかになりました。
特に脳機能の活性化は世界的な注目の的です。

今では人間も含めてほとんどの動物の細胞内に保有している事もわかっていますが、微量なために研究できるほどの抽出が難しい状態でした。
認知症の問題が深刻な社会問題となっているだけに、研究が急がれているにも関わらず、近年まで明確な答えを導けなかった由縁です。
複数の大学および医療関係者らが熱心に研究に取り組んでいた矢先に、民間のサプリメント企業が独自の実験を通して、アラキドン酸が痴呆諸症状に有効な成分であるとの立証を打ち立てる事ができた事で、世界的に高い評価を受けた事は言うまでもありません。
こうして世界初のアラキドン酸を豊富に含んだサプリメントが誕生しました。

一方ではアラキドン酸を大量生産するための研究として、微生物を活用する方法も導入されました。
アラキドン酸だけではありません。
EPAなどの不飽和脂肪酸も合わせて抽出できる物資を探し求めた結果、アラキドン酸に繋がる菌の発見にこぎ着けました。
これにより人工的に油脂を作り出し、幅広く医薬品やサプリメントにも応用できるとして期待がもたれています。

まだ細かいところは不明なために今も研究が継続中です。
もしも研究が実って実用化されれば、動物タンパク質や植物油から摂取する際に生じるリスクも大幅に回避できるようになるばかりか、この研究に付随して酵素の仕組みが明らかになるでしょうし、アラキドン酸以外の不飽和脂肪酸の大量生産も可能となるなど、アラキドン酸を巡っての可能性が一段と拡大していくはずです。
脳機能のしくみはまだまだ十分に解明されているとは言えないので、今後の研究でどのような発見がなされ、どのような展開がなされていくのか全くの未知数ですが楽しみもあります。


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