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オメガ脂肪酸を解説
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アラキドン酸の注意点

アラキドン酸は乳幼児期における脳の発達、高齢者の物忘れや、認知症などの脳の機能に効果があることでよく知られている必須脂肪酸です。
赤ちゃんであれば母乳やアラキドン酸配合の粉ミルクから、食事を摂れる年齢以降は肉類魚類、卵などから摂取することができます。
脳における記憶や言語の領域の活性化に関係するので、特に子どもの成長期や高齢者に必要な栄養素と言えるでしょう。

普段の食事から十分に摂取出来ますが、普段肉や魚を食べないベジタリアンの方や、カロリーの高い肉料理をあまり食べない高齢者の方は気をつけないと不足してしまいます。

アラキドン酸が不足すると、記憶力が悪くなったり集中力が途切れたりする他、免疫力も低下するので感染症にもかかりやすくなってしまいます。

しかし、一方でアラキドン酸による健康被害も報告されています。
アラキドン酸を多く含む肉や卵などは脂質も多く、肥満の原因や、メタボリックシンドローム、成人病、糖尿病の引き金にもなりかねません。
アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患や気管支ぜんそくが発症したという事例もあります。

アラキドン酸の必要量は150mgから200mgと言われています。
目安としては鶏卵ひとつで150mgです。
そう考えると摂りすぎている方のほうが多いのかもしれません。
普段の食事を再度見直し、足りない場合は補い、過剰な場合は減らすよう工夫することが必要です。
脳と身体の健康のためにアラキドン酸について意識してみてください。

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