ARALab
オメガ脂肪酸を解説
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発達を促すアラキドン酸入りの粉ミルクを飲ませよう

最近の粉ミルクは、成分を見直すようになってきました。
というものアラキドン酸に注目し始めたからです。
少し前までは、DHA入りということを宣伝にしているメーカーが多くありました。
DHAは神経細胞の中に存在していて、伝達物質をコントロールしながら心身の機能を高める働きがあります。
脳の働きを活発にする成長因子を増やす効果もあり、記憶力を高めたり視力を良くしたりします。
過剰な防衛反応を起こさせてしまう物質の生産量を減らす働きもあり、アレルギーの予防や改善にもつながります。

これから大きくなる赤ちゃんにとってどれも欠かすことのできない効能ですが、これに加えてアラキドン酸も必要である、ということが分かってきました。

アラキドン酸は細胞膜を構成する成分のひとつで、電気信号によって情報を伝達する神経細胞を新生する働きを持ち、思考力や判断力など脳の高度な機能を生み出すことにつながります。
神経細胞は凄まじい勢いで形成されるため、胎児と乳児の脳の発達に欠かせません。
アラキドン酸が不足すると発語が遅くなったり脳の発育が悪くなったりします。
身長や体重など身体自体の成長にも影響します。
先天的な障害児が生まれる確率も上がり、自閉症やアスペルガー症候群に罹りやすいとも言われています。

そもそも、アラキドン酸は母乳に含有する成分のひとつです。
妊娠中から意識して摂取することを心掛け、母乳育児ができない時には、しっかり配合された粉ミルクを飲ませると良いしょう。
記憶力や言語力、問題解決能力の高い子どもに育つのではないでしょうか。

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