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オメガ脂肪酸を解説
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アラキドン酸の市販薬とは?

アラキドン酸には記憶力や学習力などを高める効果があり、認知症予防に大きな期待が持てるという事で注目を浴びている物質です。
普通に基本的な食生活を送っている分には過不足になる心配がありません。
加齢と共にアラキドン酸を豊富に含む肉類や卵・ミルクといった動物性タンパク質の摂取が減ってくると、アラキドン酸の過不足が生じやすい傾向になるので、補給していく必要が出てきます。
どうしても体がこれらの食品を受け付けない場合はサプリメントで代替するという方法を選択する事ができます。

アラキドン酸はアレルギー諸症状や心臓病、気管支ぜんそくなどを引き起こす物質をも作り出す機能があるために、医療関係者の中にはアラキドン酸の補給に批判的意見を持つ人もいます。
そうした事から医療品としての市販薬が製造されるところまではいたっていない現状にあります。
医薬部外品としてのサプリメントは通常市販されているので、気楽に手に入れる事ができます。
ただし事前に担当医師の判断をあおぐ必要があります。

体内に十分アラキドン酸が行き渡っているにも関わらず、さらにサプリメントなどで補充をすると過剰摂取となり、様々な健康トラブルを引き起こしかねません。
実際に自己判断でサプリメントを服用した人が、血糖値の異常低下や原因不明の発熱および嘔吐などの症状に見舞われた等の体験記と出会う事もありますので、やはり注意していく必要があります。
ちまたではアラキドン酸の補給により発達障害や自閉症などが緩和された等というデマが多く流れているようですが、これもまったく根拠のないものですので騙されないように気をつけましょう。
これらの障がいとは問題の質が違いますので、あくまでも健康増進という目的で適度に摂取していく事をおすすめします。
アラキドン酸の機能に期待するあまり、話がオーバーヒートしてしまう傾向になりがちですが、冷静にメリット・デメリットを検討した上で正しく取り扱っていく事こそ重要です。

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