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オメガ脂肪酸を解説
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アラキドン酸は神経新生を促進する!

必須脂肪酸の1つであるアラキドン酸は、神経新生を促進する作用があることが研究の結果明らかになりました。
人間の脳は、ニューロンという神経細胞間の電気信号の伝達によって、記憶をしたり、学習をしたり、認知をしたりという情報処理が可能となるのですが、歳をとるにつれてその能力は段々と減っていくものであるといわれていました。
しかし、ここ最近の研究で神経新生が行われるということが分かったのです。

アラキドン酸が不足することによって、脳の活動に支障が出てきてしまいます。
アラキドン酸は、脳の神経細胞と細胞膜を作っています。
脳の発達に必要な遺伝子であるPax6に異常がある動物を実験対象として、アラキドン酸が入った餌を与えたところ、神経伝達能力が向上したという結果が出ました。
記憶をしたり物事を覚えたりする能力が、以前よりも低下していると感じたら、アラキドン酸が多く含まれる食品を摂取してみてください。

アラキドン酸が多く含まれる食品の1つに卵黄があります。
生卵であれば86mg、ゆで卵であれば80mg程度含まれています。
また、魚のさわらにもアラキドン酸が多く含まれており、100gに対してアラキドン酸の含有量は430mgとなっています。
豚レバーにも多くのアラキドン酸が入っており、100gに対して300mgあります。

アラキドン酸を摂取するときには、効果を上げるために、DHA、ビタミンEなどと一緒にとることが大切です。
歳をとっても脳を若返らせることができるアラキドン酸。
脳の機能を上げるために、毎日アラキドン酸を摂取しましょう。

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