ARALab
オメガ脂肪酸を解説
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アラキドン酸やDHAを含む育児用ミルク

細胞膜を構成するリン脂質の主要成分の1つにアラキドン酸があります。
全身の細胞膜に含まれており、1分足らずというハイスピードで代謝を繰り返しながら、学習機能・記憶力・活力などいくつもの健康に良い効果をもたらす一方で、アレルギー反応や気管支ぜんそく・心臓病など健康にマイナスとなる機能もあるという事から、アラキドン酸の摂取を控える声が多いのも事実です。
しかし乳幼児が健全に心身の成長をしていくためには、アラキドン酸はなくてはならない成分なのです。
肉類や卵などから摂取できる他にミルクにも含まれている事がわかっています。

実は肉類だけではなく母乳にも豊富http://www.celtic-culture.com/に含まれているのです。
赤ちゃんは母乳を飲みながらアラキドン酸およびDHAやEPAをしっかり補給していたのです。
“子供に母乳を飲ませる”事を全世界レベルで推奨しているのも、こうした理由からです。
実際に様々な研究から母乳で育った子供はそうでない子供よりも、脳の発育が断然違うという事もわかってきました。

ですから極力母乳で育てた方が良いのですが、中には体質や様々な状況から母乳を出せないお母さんもいます。
しかし心配ありません。
世界的な食の権威を持つ国連食料規格委員会では、すべての粉ミルクにアラキドン酸およびDHAを含有させなければならないと定めている通り、多くの粉ミルク販売会社ではベイビーの脳の発育に貢献するアラキドン酸・DHA・EPAなどを豊富に含んだ粉ミルクを市販していますので、母乳の代替として活用可能です。

粉ミルクには他にも沢山の栄養成分が配合されています。
とはいえ、アラキドン酸配合粉ミルクが日本でも市販されるようになったのは2008年前後ですから、歴史的にはさほど深いものではありません。
胎児の時は母親から直接栄養補給できていたものの、出産後も脳への栄養補給をするとなると、やはり外から補うしかありません。
実際にアラキドン酸補給をきちんとしている乳児の言語と心身の発育は、そうでない乳児とは比較にならないほど目覚ましいものである事も、研究によって明らかになっています。

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