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オメガ脂肪酸を解説
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体に必須な脂肪酸のアラキドン酸

脂肪酸と聞くと、「脂肪」を連想して敬遠する人も多いのではないでしょうか。
実際、脂肪酸は脂質を構成する成分になります。
また「脂質」というと、余分な肉を体につけてしまうものとして、健康に悪いという印象を持つ人も多いものです。
けれど、脂質は生きていくうえで必要な栄養素で、一日に必要な食事の二割から三割を脂質から取ることがよいとされているのです。

そして脂肪酸は、この脂質を利用する際の形態で、細胞膜の構成成分としての役割があります。
また、ホルモンバランスの調整、さらにビタミンA・D・Eなど脂溶性ビタミンの吸収を助けたりと、様々な働きをしています。

このような脂肪酸の中でも、不飽和脂肪酸の一つアラキドン酸は、自分の体内で作り出すことができない、体に必要な「必須脂肪酸」になります。
四つの二重結合をもつ多価不飽和脂肪酸であるアラキドン酸は、化学的にいうと不安定で、過酸化物質をつくりやすいこともあります。

ですから、体内で貯蔵するための脂肪としては、不向きの脂質といえます。
このようなアラキドン酸は、人の体内では「脳」に多く含まれていることで有名です。

アラキドン酸は、特に生活習慣病の中でも、物忘れや学ぶ力を維持することに効果が期待されている物質で、肉や魚・卵など動物性の食品にのみ含まれています。
通常の食事であれば、十分接種できるものなのですが、食事に制限のある人などはサプリメントなどを活用してみるとよいでしょう。

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