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オメガ脂肪酸を解説
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アラキドン酸とPAF(血小板活性化因子)

アラキドン酸カスケードと呼ばれる、アラキドン酸生成とアラキドン酸から生成される物質との間で起きている、様々な代謝機能を研究する過程で、いくつかの疾病が発症していくメカニズムも明らかになっていきました。
特にアレルギー症状に関連した諸症状や気管支ぜん息を引き起こすメカニズムに、アラキドン酸が深く関わっている事がわかってくると、それらの機能を抑制する医薬品も製造されていきました。
アラキドン酸カスケード全体を見渡すと、アラキドン酸がとてつもなく悪者に見えてきてしまうのですが、一方で記憶力増加や学習能力向上などにも大きく貢献してもいますから、メリットをうまく引き出す事によってより健康的で若々しい生活を送れるようになります。

アラキドン酸が含有している細胞膜中のリン脂質から、ホスホリパーゼA2の反応を受けて遊離する際に、グリセロホスホコリンも一緒に加水分解ありますが、主な機能としては血小板の凝集や血管拡張および重篤な気管支ぜん息諸症状発症などをあげる事ができます。
PAFの合成は“破壊されたバクテリア断片”と呼ばれる、人体に有害な物質から起こる事もわかっています。
PAF が体内に増加すると血圧低下や心臓に送り込まれてくる血液の減少という症状をも引き起こす事により、ショック症状を発症させ最悪死にいたらせます。
このように人体にとってはありがたくない諸症状の要因となるために、アラキドン酸の摂取にまったをかける人がいても不思議はありません。
ごく普通に摂取している分には緊急になんとかしなければならないというものではないものの、きちんと消化されなければアラキドン酸カスケードの機能促進に繋がるので、やはり規則正しくてバランスのとれた食生活は重要でると言えます。

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