ARALab
オメガ脂肪酸を解説

アラキドン酸ってなんだろう?

アラキドン酸と聞いて、すぐに答えることが出来る方はそう多くないでしょう。
そのくらい、アラキドン酸は最近になってから注目されるようになった物質です。
そんなアラキドン酸がいったいどんなものなのか、探ってみましょう。

アラキドン酸は健康を維持するのに必要な栄養素です。
三大栄養素のうち脂質に分類され、常温でも固まらない特長があります。
リノール酸が体内で変化した脂肪酸で、身体に必要不可欠ですが、量としてはさほど多くは必要ありません。

ベニバナ油やコーン油のほか、肉や卵、魚にも含まれているので、通常の食生活でアラキドン酸が不足する事はほとんどありません。

効果としては、まず、脳の働きを助けることでしょう。
脳の中に多く含まれますが、加齢によって減少してしまうことが知られています。
また、血小板に取り込まれると、血小板の凝集させたり、状況に応じて凝集しすぎないようにしたりと、2面性の働きをしています。
出血をしてもしばらくすると止血するのは、これらの働きのバランスが保たれているからです。

アラキドン酸は一見無害に思われますが、摂り過ぎは健康を害します。
血小板を凝集させる働きから、血栓になる可能性があります。
凝集を抑える働きもありますが、凝集させる働きの方が強いので要注意です。
他にも、アラキドン酸から生成される局所ホルモンが気管支喘息の原因となっています。
さらに強力なアレルギー反応があるホルモンなので注意が必要です。

また、凝集を抑える働きが、過剰摂取によりがん細胞に働き、転移や増殖を促進させてしまうきっかけとなっています。

現在の食生活では、不足するどころかかなり過剰に摂取しているので、意識した食生活を心がけると良いでしょう。

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